【コロナ特集 vol3】コロナに負けない!オンラインに活路を見出す中国サービス業の今
2020年04月16日
ライブコマースが急成長!新築マンション、本、料理、フィットネスetc…なんでもLiveで売る時代へ

新型コロナウィルスの感染拡大により、1929年世界恐慌クラスの大不況が直撃するとの観測も出てきた。しかし、危機は転機でもある。いま市場では、巣ごもり消費や、アフターコロナの消費リバウンドへの期待が高まっている。

中国国内では既に、新型コロナウイルスの拡大期を乗り越え、収束段階へと移行したとされている。連載記事part.3では、中国で急成長するライブコマースの現状を紹介する。

あらゆるものがライブコマースで売れる時代へ

2020年2月、Taobaoライブコマースの売上高は昨年同時期から倍増

Taobaoのデータによると、2020年2月にTaobaoのライブコマースを新規開始した企業は前月比7倍、ライブコマースの利用ユーザー数は前月比1.5倍となった。ライブコマースの売上高は昨年同月比で倍増した。

中国では、今までライブコマースを見ていなかった人も、コロナショックを受けて在宅の時間が長くなったことによりし、暇つぶしにライブコマースを見るようになった。

ライブコマースに取り組む主体は多種多様だ。

アパレルやレストランは、コロナショックで来店客数が急減してからというもの、ライブコマースを活用した積極的なプロモーションがみられるようになった。

レストランの中には、ライブ配信でシェフが調理を行い、ユーザーがそれをスマホで見てレストランの出前を取ったり、自作用の詰め合わせ食材を購入する、といった新たな購買スタイルを築いている様子も観察される。

仕事が激減したジムのインストラクターも、レッスンをライブ配信したり、ライブコマースでヨガマット等のスポーツ用品の直売を始めた。

また、驚くべきことに、新築マンションや自動車といった商品までもが、ライブコマースで販売されるようになってきている。もはや、ライブコマースで売れないものを探す方が困難な状況である。コロナショックをきっかけに、中国では、オフラインとオンラインの融合が急激に進んだと言えるだろう。

新築マンション、本屋、レストラン、ジムインストラクター、文房具屋など、あらゆる業態がライブコマースに進出している

日本では、コロナの影響で営業を停止するサービス業が増えてきている。しかし、ただビジネスを停止させるだけでは勿体ない。国民が巣ごもりを始めた今だからこそ、ライブコマースでレッスン教室を開いたり、ライブ配信で商品を販売するなど、新たなビジネスチャンスを掴み取る動きが出てくることに期待したい。

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